まめだいふくな日々

ささやかな日々の暮らしを切り取って書いています。

8/10 久しぶりに帰省してきました。

8/10、この日は朝からバタバタしていた。
今日からお盆の帰省で、山口県へと帰る。
娘を連れて、1週間程度の帰省だが、夫を家に残して長期間家を空けるのは初めてだ。
家事も掃除もやらない宣言をしている夫のために、(というより、むしろ自宅に帰った時の自分のためである)掃除だけはなるべく済ませて出発したい。
朝の家事をもろもろ済ませ、予約していた時間にタクシーが来たので駅に向かう。

普段、車生活の私にとって、駅はほぼくることのない場所だ。最寄りの駅に到着した時点で、すでに旅行気分だ。

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最寄り駅。思ったよりのんびりできそうな場所だった

 

駅のホームでは、初めての新幹線に娘がはしゃいでいた。

新幹線が来るたびに「どり!(緑)」「しんきんかん!(新幹線)」と叫んでいる。(言えてないのがなんとも可愛い!)
いよいよ新幹線に乗る。初めて乗る新幹線はどんな反応をするのだろうと見ていたら、感動するでもなく、鼻をほじりながら窓の外を眺めていた。

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ほじほじ


意外と無反応だったので、「そんなものかー」と少し拍子抜けしたけれど、お出かけを、それなりに楽しんではいるようだ。

東京に着き、16番線から21番線に乗り換え。間は12分しか無いけれど、階段降りて登るだけなら急げば大丈夫だろうと思っていたら、改札をまたがないといけなかったので、かなり焦った。
なんとか間に合いホッとする。これで新幹線は乗り換えがないのでゆっくり過ごせる。
途中、おむつ替えが大変だったり、お弁当が売り切れていて買えなかったりと、予想外の出来事もありつつ、東京から4時間半程度で、降りる駅に辿り着いた。ありがたいことに娘は新幹線で2時間もお昼寝してくれたので、かなり負担が少なかった。

朝8時半に家を出て、15時に徳山駅に到着した。山口に住んでいた頃は、どこでも車で移動していたので、駅を利用するのも久しぶりだ。
さて、残念なことにこの日は台風の影響で、在来線が止まっていた。あと、2時間程度待てば再開するかもしれないとのことだったけれど、母子共に疲弊する未来が見えたので(というか、すでに母疲弊)諦めてタクシーで帰る事にした。

タクシーでは「帰省ですか?」「どちらから?」なんて会話になる。「福島です」と答えると、「福島は昔、山口と色々あったから大変じゃないですか?」と返ってきた。「昔」とは、戊辰戦争の事だ。山口でも、福島でも、出身地の話になると必ずこの話をされる。
正直なところ、山口出身だからと何かされたり、疎外されたりしたことはないし、むしろ、知り合いのいない土地でとても優しくしてもらっている。というか、今どき、山口だからというだけで目の敵にするような人は存在するのだろうか…
そんな会話をしているうちに到着。合鍵で家に入り、仕事をしている家主の帰宅を待つ。

程なくして、家主(ばあば)が帰ってきた。
娘が産まれた時期はコロナ禍であったため、娘を会わすのは初めてだ。
娘は「こんちゃ」と言い、深々とお辞儀をした。これが社会性ってやつか…普段とは違う、よそ行きの娘の姿に衝撃が走る母であった。
ばあばの料理はどれもお口に合うらしく、日頃見せない爆食ぶりに、少し悲しくなった母であった。

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駅のホームではハーネスをつけていました。批判される方もいらっしゃるけど、やはりどうしても目線を外す瞬間はあるので付けていましたが、あってよかったと思いました。

 

つづきはこちら

mamedaifukuu.hatenablog.com

 

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