まめだいふくな日々

ささやかな日々の暮らしを切り取って書いています。

8/11、8/12 ゆったりと過ごした日の出来事

8/11、何も予定がない日

ゴロゴロするのももったいないな。
ばあばは、帰省中ほとんど仕事で、孫と過ごす時間が限られているので、ものすごく暇だというばあばの職場に遊びに行って、娘を遊ばせてきた。
(本当にすごい暇そうだった)。帰省して半日にして、娘は餌付けにより、すでにばあばに懐いており、ばあばも娘にメロメロ。ばあばの職場が鬼ごっこの舞台と化した日であった。


翌日8/12

この日は日程を合わせてくれた弟が、家にやってきてくれた。何か特別なイベントがあるわけではない。ばあばの手料理をみんなでつつき、雑談をしながら娘と戯れてもらい、のんびりと時は流れた。

なんて事のない、日常のワンシーンのようで、この先、この光景には巡り合えるかわからない貴重な時間でもあった。

帰り道、駅まで弟を送りながら「来年、お母さん仕事辞めて、福島で同居する事になると思う。」と告げた。

「そう、良いんじゃない」弟は言った。
とてもあっさりとしているような、でも、しっかりと受け止めて返してくれたような感触もある。
「むしろ、来年まで待つ必要あるん?」と言葉を続けた。
「確かに。」
弟の言葉にハッとさせられた。母の方から、「来年」と話をされたから、そこに向かって準備することを考えていたけれど、母も今の仕事が楽しいわけではないらしいし、別に来年まで待つ必要もないのだ。
独り身の母の健康状態や住環境は、実際に来てみると、想定していたよりも悪く、あと一年ひとりで住まわす事に不安を覚えたのも確かだった。
気づきをくれた弟に感謝しつつ、駅の改札の向こうに消える弟を見送った。
日は沈んでいたが、いつまでも気温は下がらず、サウナのように熱い空気が体にまとわりついて、汗がじっとりと滲んだ。
ちょっとでも外で過ごそうものなら倒れてしまいそうだ。

元気で過ごせよ、弟。と心の中で呟き、駅の階段を降りる。
駅に着いた時に買ったポカリスエットを、顔と首に交互に当てて冷やしながら家路を急ぐ。ぼうっとしていた頭が少しだけクリアになったような気がしていた。

 

つづきはこちら

mamedaifukuu.hatenablog.com

 

帰省した日

mamedaifukuu.hatenablog.com

 

 

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