まめだいふくな日々

ささやかな日々の暮らしを切り取って書いています。

妊娠出産記録④

前回の話

mamedaifukuu.hatenablog.com

 

胎動は最初はよくわからないと聞くけれど、
私にとってもその通りで、お腹のガスなのか胎動なのかはよくわからなかった。

はっきりわかるようになってくると、やはりあれは胎動だったのだな、と答え合わせするような感じだ。

 

夜になるとベッドでじっとしているからか、より一層胎動がわかった。

夫にもわかって欲しくて、よくお腹を触らせていたけど、他の人にはわからないようで、夫が胎動を感じれるようになるのは、もう少し日数が経ってからのことだった。

 

夫は、胎動を感じて、父親になった自覚が芽生えてきたと言っていた。

私もより強くなった気がする。

本当に、今ここにいるんだという実感が強くなった。

 

自分の生命の営みとは関係なく、別の何かが生きている感覚は奇妙だ。

今まで、妊娠や出産は身近で、子宮の中で子供が成長するということに疑問を抱いたことはなかったけれど、小さな丸い姿から人間っぽい姿になる過程を見てきて、ゼロから人が生まれる生命の神秘は、不思議ですごいものだと改めて感じた。

胎動が始まってからは、今までのように、ちゃんと生きているのか検診までわからず不安だというようなことが減ったように思う。

 

お腹が大きくなる前から辛かったのが、恥骨痛だった。これは出産前までずっと大変だった。
骨盤ベルトで締めると、かなり軽減されるので、大変な時はつけていた。

 

妊娠後半でしていたこと


定番だけれど、妊娠線の予防に力を入れていた。早々に妊娠線防止のオイルを塗っていた。ヴェレダのマタニティオイルを使っていたのだけれど、妊娠していなくても使いたいくらい香りが良い。

おなかに塗布した後は、手で鼻を覆ってしばらく残り香を吸引する怪しい儀式が定着していた。

他にも、会陰切開をするとしないとでは、産後の状態が全然違うらしいというのだけれど、カレンデュラオイルで会陰マッサージをすると、会陰の伸びが良くなり、会陰切開せずに出産が出来ると聞いていたので、これも、お風呂上がりにまめに塗っていた。
可能な時期からは乳頭のケアもしていた。
後半は色々マメにやっていたので、妊娠出産に向けた当時の自分の頑張りを感じた。

 

赤ちゃんはいつだって順調


危うく妊娠糖尿病の判定かと思われた時期もあったが、再検査でなんとかセーフだったので一安心(ひっかかると転院になる病院だった)
16キロ増えた体重の増加も特に何も言われなかった。
母体の方は、上に書いたようにギリギリのものもあるが、胎児の状態は良好そのもの。
体重も順調に増えていき、胎動もしっかり感じられたので安心して過ごしていた。
ようやくいつ産まれても外で生きていける状態になったので、ようやく私の心にも、だいぶ遅れて安定期がやってきた(遅ッ)初産は予定日より早いことも多いと聞いていたので、予定日が近づいてきて毎日ドキドキしていたが、陣痛が来たのはちょうど予定日の夜ことだった。

 

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パパとママにはひとつしたいことがあります。
それは、いつかパパとママの思い出の地たちを貴女と一緒に色々行ってみたいってこと。
出会った街、同棲して結婚してからも住んでいた町、いつか一緒に行こうね。

 

 

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